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市長選に興味がないワケ

そういえば、明日は市長選じゃないか。
すっかり忘れていた…というのも当然の話だ。
仙台市は、島野市政24年間の中で、役所家族というのが
できあがってしまった。
だから何年もの間、公務員改革はできないまんまだった。
考えても見てほしいんだが、藤井さん、石井さんと
公務員改革に手をつけた市長が未だかつていただろうか。
そしてまた、仙台を拠点にした新しい産業が
いくつか出てきたが、それらは今どうなっているだろうか?
中小企業向けに、市が相談センターを設けているが
利用者はどれくらいか知っている人はいるだろうか?
要するに、今仙台が抱えている問題は、実は市長の近くにあるのだ。
そしてその市長もまた、強硬派であった試しがない。
公務員改革もそうだし、天下り、渡り問題もそうだ。
そして何より、仙台での商業の成長を著しく妨げている
天下り団体と、外郭団体。これらは抹殺されるべきだが
彼らは錦の御旗、県と市をバックに「新しい産業を支援する」とぬけぬけとまぁよく言う。
はっきり申し上げて、仙台を根本から変えようとするには
河村たかしのようにこういう既得権益や政財癒着をバッサリやってくれる人でないと
変わることはないだろう。
今回の候補者に、某会長とやりあって勝てるような人物がいるかといえば
答えはノーだ。選挙運動で勇ましいことを言っていても
いくら自分の給料を半分にしても、市の闇の部分は変わらない。
一番根幹のところには手をつけないだろう。
梅原前市長は、そこに手をつけようとした矢先のタクチケ問題だった。
惜しいところまで行ったんだが…。
そういうわけで、次の市長にはまったく期待していない。
仙台は若い力が凄いが、だが既得権益の権力・権威があまりに強すぎるのだ。
そしてその若い力も、段々権力・権威の前に萎縮し、歯車の一員となる。
そんな複雑すぎる構造の利権を一刀両断できる市長が候補者に
出てきた頃に起こしてくれ。