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ギャガ・コミュニケーションズがMBO

有線情報配信大手のUSEN(本社東京都、宇野康秀社長)は22日
同社の連結子会社で映画配信大手のギャガ・コミュニケーションズ
発行済株式のすべてをティーワイリミテッドなど2社に譲渡したことを発表した。
譲渡先は映像・音楽配信のティーワイリミテッド(本社東京都港区、依田巽代表取締役)と
キノシタ・マネージメント(本社東京都新宿区、木下直哉代表取締役)の2社で
ギャガが取締役会を開き、2社に対して株主割当増資を行ったことも明らかとなった。
株式譲渡代金と株主割当増資を合わせて、10億円。
これで、USENギャガ・コミュニケーションズとの資本関係は
すべて解消、GAGA-USENブランドは姿を消す見通しだ。


ギャガ・コミュニケーションズは、05年1月に第三者割当増資により
USENの子会社となった。映像配信の雄として知られており
主にドキュメンタリー映画などに強さを発揮した。
しかし、06年10月にUSENの完全子会社となり、「GAGA-USEN」ブランドが
用いられていた。


さて、これは久々の典型的なMBOだ。
MBOとは、マネジメント・バイ・アウトの略で
経営陣による企業買収をいう。
この方法は、経営上の理由で親会社から独立するために
投資ファンドなどの支援を得ながら、経営陣が企業を買収することにつきる。
この場合、ギャガがUSENから独立したいがために、別会社2社の支援を得て
株式の買取と株主割当増資を行ったこと。
これによって、当該2社がほとんどの株を独占することになる。
このMBO、企業防衛策としても用いられる。
記憶に新しいのはすかいらーくグループが、MBOで自社を買収した事件だが
これによって、すかいらーくグループは上場廃止となり
株式の流動化は完全に無くなった。
このように、ファンドが入る隙を最初から作らないというのも
また防衛策の一つである。