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サントリーとキリンが経営統合の可能性

飲料大手のサントリーとキリンが経営統合に向けて交渉に入ったという報道が
でかでかとなされている。
これには、昨今のビール離れが主因となっていることは間違いない。
当期のビール消費量が前期比の半分以下となったというから深刻だ。
じゃあ、なぜサントリーとキリンなのか、ということだが。


○業界首位のアサヒに対抗するのが目標。
○すでにサントリーとキリンは缶の調達を共同で行っている。
○世界最大の市場である中国でサントリーのビールが人気。そこへキリンは参入したい。
○一方、キリンには製薬も行う協和発酵とワイン製造のメルシャンが傘下にあり
 サントリーにとって魅力的。


ということだろうと思う。
とはいえ、サントリーは佐治氏と鳥井氏による同族経営が続いていた。
それで、今まで非上場だったわけだが、経営統合となれば
上場するわけだから、同族経営とはいかなくなる。
サントリーの経営陣にそんなことができるのか。
今までの経営権を手放す可能性があるというリスクを容認できるのか
そして、統合する際の交換比率など、問題は山積している。
だから俺はまぁ、暗礁に乗り上げそうな気はするんだけどね。
経営の話も当然あるが、要するにブランドの問題だ。
サントリープレミアムモルツは今のところ当たっているが
キリンラガーと競合している。てことは、どっちかを失くす必要がある。
同じグループだから、失くすことはできるだろうけども
苦労して作り上げてきたブランドが無くなるってのは耐えられるのかな?


ちなみに大手企業の統合は結構多い。

05年4月に山之内製薬藤沢薬品工業が合併して「アステラス製薬」に。
07年4月に三共と第一製薬が統合して「第一三共」に。
08年10月に日本ビクターとケンウッドが統合して「JVC・ケンウッド・ホールディングス」に。
ゲーム各社は軒並み経営統合している有様だ。
この不景気だからこそ、生き残りをかけて業界再編を行うわけだが
もちろん、同じように統合が白紙になったケースも多いことを忘れてはいけない。