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日本セラテック、太平洋セメントの完全子会社へ

セメント最大手の太平洋セメント(本社東京都港区、徳植桂治社長)が10日
連結子会社で半導体製造中堅の日本セラテック(本社仙台市泉区、森山司朗社長)
を完全子会社にすることで株式交換の契約締結を発表した。
元々、太平洋セメントは日本セラテックの株式を62.94%保有していたが
原材料費の高騰と、昨今の世界同時不況による煽りを受ける形で
日本セラテックの業績が09年3月期の業績が前期比24%減で、24億円の純損失を計上
継続企業の疑義が付記されていたが、10年3月期についても26億円の純損失が見込まれ
業績の回復が困難であることから、今回の完全子会社化に至った。
同社では今後、太平洋セメントのグループ企業として
財務の健全化、経営の安定化を図るとしている。
なお、この株式交換に伴って10月に日本セラテックは上場廃止となる。


宮城に拠点を置く東証一部上場企業は今年初めまで10社あった。
七十七銀行サンシティユアテックバイタルネット
カメイ、NECトーキン、東北ミサワホーム、高速、やまや、日本セラテック
の10社だ。*1
NECトーキンNECの完全子会社へ、そして今回、日本セラテックが太平洋セメント
完全子会社になることで、上場廃止となる。
つまり、今年に入ってから宮城県の上場企業10社のうち2社が市場を去る。
また、サンシティも東京に本社を移転させた経緯もあるため
宮城県の数少ない東証一部上場企業の流動性が増しているのが現状だ。
県は「富県宮城」を旗印に大企業誘致を一生懸命やっているわけだが
問題は、大企業が来てくれるとして、いてくれるのか?ということだ。
誘致に減税だの、補助金だのは結構だが
それだけ貰ってすぐにまた移転されると困る。
そのためには、誘致企業に対し、持続可能なサポートを行うことが大事だ。
それが結果的に、地元の雇用創出や地域活性化にも繋がるだろう。

*1:以前書いた記事の中で、なぜかアイリスオーヤマを入れてしまったが それミス。すんません。