白雉日報社公式ブログ

日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

不動産投資信託大手のケネディクスが本日、監査法人を新日本から東陽に変えることを
発表したが、監査法人最大手の新日本から東陽に変えることの意図とは何か。
新日本有限責任監査法人は、わが国における四大監査法人の一つで
他にはあらた監査法人みすず監査法人トーマツ監査法人がある。
監査法人がいっぱいあるのは、その監査法人によって監査が甘い、厳しいということもあるが
実は監査報酬という側面もある。
ケネディクスでは、新日本有限責任監査法人に対して事業年度8,000万円の報酬。
子会社も含めて10,800万円を支払っていた。
実はこの額、08年に値上げされたもので、それも2倍にも上る値上げだった。
この値上げによって、川口金属工業もまた東陽監査法人に異動している。
ケネディクス自身もまた、これまで監査報酬の額で合意が困難になったとしており
監査報酬が高すぎる!と契約解除を行ったのは間違いないだろう。
で、実際東陽監査法人に異動になったら、どれだけ安くなるの?という件だが
同社に問い合わせたが、留守だった。
他社を例に出すと、金庫やロッカー製造大手のキング工業も東陽だが
監査報酬を1,300万円支払っている。
さらに、新京成電鉄では2,400万円支払っているが
そうだとしても、新日本よりは格安といわざるを得ない。


実は四大監査法人のシェアは、減少の一途を辿っており
逆に、中小監査法人のシェアは上がってきている。
WEBニュースなどを手がけるロータスによると
平成20年4月1日から9月5日までに143社が監査人を異動しているとのことだ。
こんな中で、中小監査法人が一気に業績を上げてくる事態が起こっている。
頭角を現してきたのが、ウィングパートナーズ(本社東京都渋谷区、赤坂満秋社長)だ。
同社は、新興企業をクライアントに多く持ち、その数は増え続けている。
ただし、その監査体制には多くの問題が指摘されており
これから起こる可能性がある監査業界再編の動きには注意して見守りたい。