白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は晴れ、やや温かい。
うむぅ、困った。ここまで温かいと、あいつが来る。
花粉症が…
実際、今日外出した際、くしゃみが出た。


この季節が来たのかと
早速甜茶を購入した。
しかし、原産国が中国だった。
まったくチャイナリスクのすさまじさは5大陸に響き渡るで。
実際、企業ではいくつかのリスクを分析した上でゴーサインを出す。
大体は信用リスク(資金回収のリスク)、市場リスク(市況によって物の値段が変動する)
流動性リスク(流動化することのリスク)などがあり
カントリーリスク(相手国の国情によるもの)は輸出関連企業に重視される。
その中で中国のカントリーリスクは最悪だ。
特に品質安全の面では、輸入した企業の信頼も損なう恐れがあり
殊に人命にかかわるレベルに達すると、もうその企業はやっていけない。
それほどの危険を冒して、なぜ中国なのか。


○中国では安価で物が手に入る。


企業はこぞってコストカットに走っているが
何より輸入品目の値段が安いものほど助かるものはない。
中国の食品なんかはヤバイかも
と思いながらも、使わざるを得ない業者の苦悩を感じる。


保護主義の台頭


オバマ政権が提出した金融安定化法案では
「バイアメリカン条項」が争点となっている。
これは、アメリカ製品を買おう!というもので、他国の製品には
高い関税をかけるなど、輸入の規制によって自国の商品を保護しようというもの。
しかし、これは逆効果で、ある人に言わせれば
各国が保護主義を導入すれば、輸出産業は壊滅的ダメージを受け
自国の製品を保護したところで結局輸出産業がダメになるのだから
意味がないどころか、不況の影響が世界中に波及し、世界恐慌を引き起こす。
特に日本では、自動車や電子機器などが大打撃を受ける。
だから「バイアメリカン条項」は撤回しろとG7は思っているよ。
中国は保護主義の旗を掲げない。話のわかるやつだ。


○中国の貿易立国化


これまで中国は、輸出はするが輸入はしないという国家だった。
しかし、米中間の貿易割合は日本を超え
日本の貿易相手国も中国がアメリカを超えている。
日本の貿易相手国は、中国というよりもむしろ
韓国・香港・台湾・シンガポールなどの中華圏が主だが
中国の貿易収支が相当額に上ることは想像に難くない。


では、日本の取るべき道は
やはり日常品の輸入は避けるべきだろう。
食料品や生活必需品は必要不可欠だからだ。
従って、食糧自給率を上げ、対外依存を減少させることが大事だ。
もちろん、エネルギーもだ。
アメリカは日本のグリーンエネルギーの技術を欲しがっているから
アメリカの保護主義は限定的なものになる。
であるならば、それに対抗し得るよう最低限の自給はできるように
しないといけない。