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留学斡旋のゲートウェイ21(東京都新宿区)が自己破産を申請。
その債権者に対する説明会が5日、都内で行われた。
説明会には1000もの債権者や顧客らが詰めかけ
「留学費用はどこに消えたのか」「金返せ」などと福井社長に詰め寄り
会場は一時騒然となった。
会社経営者ならわかることだが、こういう前払金というのは
実際にその事業に使われることは少ない。
実際は、借入金や、債権の返済に充てられたりする。
なぜなら、もし銀行からの借り入れ金が返済できない場合
手形不渡りといって、
1回目で要注意企業
2回目で破たん懸念企業として取引が停止する。
そのため、事業を続ける上ではまず銀行が大切だといえる。
で、新たに銀行などから資金を調達し、その金で事業を行う。
つまるところ、自転車操業に近い状態を繰り返す。
だから社長というのはいつも生きた心地がしない。
無借金企業がありがたがられるのは、こういう理由があるからだ。
だから、ゲートウェイ21には、ほとんど金は残っていないはずだ。
残念ながら、顧客には返す金は存在しない。もう使ってしまってるから。
しかし、これは明らかな債務不履行なのであるから
経営陣を訴えることはできると考える。
または、別の会社に救済を求めることも可能だ。
NOVAの件でも、ジー・コミュニケーションが救済に動いた。
だから、その線で働きかけるほかないと思う。