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大野病院裁判行ってきた。

平成16年、県立大野病院(大熊町)で医療過誤により
産後の女性が死亡したとして、執刀医の加藤克彦医師の
判決言い渡しが8月20日、福島地方裁判所で行われた。

傍聴には、市民や報道陣が雇ったバイトなど788人が
並び、25人分の傍聴席を求めて長い行列を作った。
ちなみに俺はNO2だった…。
他の2人と打ち合わせしていったんだけど
2人とも外れた。そのため表で報道陣の一員として
加藤医師の到着を待った。
午前9時50分頃、加藤医師が弁護団に付き添われてやってきた。

加藤医師らは、緊張した面持ちで入廷していった。
非常に厳しい表情だった。まぁ、日差しが強いということも
あったと思うが、とても大事な判決なだけに、その場にいた
全員が固唾を飲んで裁判の行方を見守った。


正午を回ると、どうやら無罪らしいという情報が入ってきて
傍聴に行っていた人からの情報で無罪だということが確認。
早速福島民報さんが号外を配布。
お昼を挟んで13時15分、裁判を終えた加藤医師が出てきた。

相変わらず険しい表情のままで、そのままタクシーに乗ると
市民会館へ向かい、記者会見が行われた。
記者会見には多数の報道陣が押しかけ、部屋は異様な熱気に包まれた。
「ご家族にはつらい思いをさせて申し訳ございません。2年6ヶ月現場から
 離れていたので、不安や恐怖はあるが、医師の仕事をしたい」
そう語った加藤医師には、疲労の色が浮かんでいた。


この事件は、平成16年に、当時29歳の女性の出産で帝王切開の
執刀を担当した加藤医師が、子宮に胎盤がくっついたままになる
癒着胎盤という状態になった際、剥離のためにクーパーを使ったところ
大量出血が起き、間もなく女性は死亡。
事故調査委員会が「医療過誤」を認めたことから
平成18年2月18日に富岡署に逮捕され、同年3月10日
業務上過失致死と医師法違反の罪で起訴されており
検察側からは禁固1年、罰金10万円を求刑していたが
福島地裁はそれを認めず、弁護側の「出血していても胎盤剥離を
完了させるのが標準医療」という主張を認めた形だ。



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