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日本第一党東北地方の何でも屋さん。

狼と香辛料
これの10話をご覧になった方はご存知かと思うが
今回ほど、面白いと思ったことはないぞ。
というのは、信用取引の話をしているからだ。
信用取引というのは、自分の資金を担保に何倍もの商品を買うことだ。
これは、少ない元手で大きな買い物をする仕組みをレバレッジ(てこ)
といって、ハイリスクハイリターンの典型となっている。
今では、信用取引をやろうとしたら、証券会社に申請して、それからヒアリングして
やっと口座ができるわけだが、これは投資者が十分な知識や資金を持っているか
証券会社としても注意しないといけないからだ。
実際、株式でも信用取引をやっているのはいる。
実は、この取引は市場関係者からも嫌われていて
実際はそんなお金を持っていないのに、大きな取引をしたり
実際は持っていない株式を売ったりするからで
そうなると、これはバブルの時のように投機的な売買はいつまでも続くものじゃなくて
急速に落ち込んでいく。そうすると、それにつられて健全な取引でも損をするようになる。
そうすると、機関投資家である銀行などは大損をして、事業を縮小させるかもしれない。
そう、最近どっかで聞かなかったかい?
サブプライムローンみたいだよね。
どっかで聞いたことがあるが、市場は損をする人と得をする人が補完しあって成り立っているんだと。
まさにそのとおりですな。