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日本第一党選挙対策委員会委員長とかいろいろやっています。

NOVA給料未払い発覚…「資金繰り限界」経営窮地
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007080101.html


解約金未払いや、外国人講師とのトラブルなどで行政処分を食らった
英会話大手のNOVAですが、社員の給与が払われていないらしい。
ところでNOVAといえば、こんな未確認情報がある。

NOVAって前に潰れかけたとき、
武富士に援助してもらった。
だから武富士の入ってるビルに入っていることが多い
という話を聞いたことがある。


この事実関係が不明なんですが
駅前留学というキャッチコピーが示しているように
駅前に学習校があるから、必然的に消費者金融と一緒になることもあります。
証拠もあるわけじゃないので、この話は参考程度に聞き流しておくべきでしょう。


ところが、そうはいかんざきな事実もある。
大株主の構成比を見てみますと


有限会社ノヴァ企画 24,320 36.02%

猿橋 望 24,002 35.55%

猿橋 陽 2,593 3.84%

猿橋 泉 1,306 1.93%

このように、創業者やその関係者で大部分を占めています。
有価証券報告書には「代表者への依存について」の部分をわざわざ設けて
「当社の代表取締役社長である猿橋望は、当グループの創業者であり
事業運営上重要な役割を果たしております」と述べ、退任すれば経営に影響があるとして
代表者一族が退くことはないと述べているわけです。
創業者だからって、その一族まで優遇するのが運営にどうメリットがあるのか
よくわからないんですが。
それはともかく、財務諸表なんかを見てもおかしなことが目に付く。


経常利益又は損失(△)

(千円)
平成15年度 1,168,412
平成16年度 1,475,726
平成17年度 923,871
平成18年度 △1,470,740
平成19年度 △1,211,154


自己資本比率(%)
平成15年度 15.0
平成16年度 14.6
平成17年度 13.5
平成18年度 8.4
平成19年度 5.1




これも、非常に重要な項目といえます。
経常利益及び自己資本比率は、この5年でかなり落ちていますが
その要因としては
繰延駅前留学サービス収入の増加額(△減少額)

平成18年度 △1,769,893
平成19年度 △6,123,334
(千円)

であって、行政処分は今年に入ってからですから
実は駅前留学はもともとそれほど儲かっていなかったことがわかります。
また、NOVAは信販業も経営しており、連結決算では
長期貸借り入れのよる収入が前期だけで62億円ありました。
あくまで連結決算によるもので、信販のみによる利益とはいえないのかもしれませんが
英会話と金融という、不釣合いな会社の結びつきが
そういう疑惑を生んでいるのかと推察することができるでしょう。


ちなみに6月13日の記者会見で猿橋社長は
「(行政処分による)経営そのものに与える影響は軽微だ」
と語っていますが…はぁ、軽微ですか。キャパシティーが広いですね。