2007-05-17 ■ 地方版 地方版 本日付の河北新報によると 仙台市の老舗書店「宝文堂」が経営不振を理由に廃業することを発表した。 「宝文堂」は戦前に創業した老舗書店で、郷土史や自費出版など書籍の出版を手がけており 研究家らは「郷土の歴史を伝えることができなくなるのでは」と危惧する。 ここ数年で、仙台市では大型書店の攻勢によって地元の書店の経営が悪化し 仙台市では2002年に高山書店が廃業、アイエ書店も2006年、栃木県の書店に買収され 地元の数少ない書店となっていた。 宝文堂の他仙台市で老舗は「金港堂」のみとなる。