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紫雲丸沈没直後の事故現場。
1955年の今日は紫雲丸が沈没した日。
紫雲丸は国鉄連絡線所属の大型貨客船で、就航してすぐに
浮石に衝突したり、他の船と衝突してジャイロコンパスが設置されたりで
「死運船」と呼ばれていたそうで、極めて縁起が悪いネーミングと
言われていたそうです。
そんな中、香川県雌雄島沖で紫雲丸と第2宇高丸が濃霧の中衝突。
紫雲丸が沈没し修学旅行中の小中学生を含む
168名が死亡。
紫雲丸は引き揚げられて「瀬戸丸」として復帰
以後無事故で終航を迎えたのだとか。
その責任を取って、国鉄総裁が辞任したりで
この事故は戦後国鉄五大事故の1つに数えられています。


ジャイロコンパスは地球の自転に合わせて
自分の位置を角速度で云々して、自律行動を可能とするもの。
これは、元々地球の自転を証明するために作ったものだそうですが
地が動いておったか天が動いておったかというのは
議論の分かれるとしても、動き方はいにしえより今日まで
変わっておりません。
水が流れても、川は流れないのであります。