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北朝鮮決議を採択 全会一致、7章の言及削除
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006071601000639


日米側が唱えていた制裁決議案ですが
最後には英仏の折衷案で中露と歩み寄り、全会一致となりました。
7章は盛り込まれず、ただちに国連による制裁ということはなりませんが
制裁に限りなく強い非難決議ということで
かなり中露も譲歩したんではないかと思います。
それに対して北朝鮮側は「全面的に拒否する」ということで。
ボルトン国連大使は「今日は歴史的な日だ。
決議採択から北朝鮮が45分後に拒否という新記録を作った」と皮肉。
歴史的ってそっちかい!
さて、考えてみると、北朝鮮はついに中国の説得にも応じず
却って背いたことになるのですね。
ロシアに対しても同様。
因みに人民日報(日本語版)では日本案には断固反対の立場を
変えることはなく、採決についての記事はまだありません。
また、韓国の朝鮮日報はこれを大きく報道し
麻生外相が「拘束力のある強い決議だ」と評価したことも報じました。
はっきりいうと
北朝鮮はわがままで、独尊であり、かつ傲慢であり
滅する運命にあり、一朝にしてそうならないのは
中国やロシアの後ろ盾があるからである。
しかしながら、今回の問題を含めてこの2国も北朝鮮
庇うことに限界を感じ始めたことは確かで
そのために非難決議案に賛成したことは明らかである。
あくまで北朝鮮を庇おうとするのであれば
どんな条件であっても拒否権を行使するからで
実際対イスラエル決議に対して米国はそうしました。
イスラエルを作ったのは米英であって、中東戦争でもイスラエル
支援したのは米国だから。
いってみればイスラエルは中東における親欧米陣営の牙城なのです。