白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

農林中金仙台支店がこの度、三菱地所に売却
解体されることになりました。これが惜しいことに昭和初期の
西洋建築なんですよ。当の農林中金、JAビル宮城に入っているので
現在空き家なんですが、1938年建築の重要な建物で
戦災にも耐え続けてきたものですからね。
非常に惜しい。大通りで最後の歴史的建造物。
大切にしてほしいものですが、既に解体が始まっているんです。
三菱地所では、これをオフィスビルにする予定。


http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/photojournal/news/20060123ddlk04040035000c.html

県の資料によると、同支店は旧大蔵省の設計で1938年完成の鉄筋コンクリート3階建て。重厚な印象を与える石張りのルネサンス様式を用いている。仙台では数少ない戦前の建造物で、45年の仙台大空襲で2、3階部分が焼失し、修復されたが、古風な外観を残している。仙台市街並みデザイン課は「まちのシンボルとして愛着を持つ地元の人から、保存を求める声が上がっている」として今月25日、同社に保存を要請する予定だ。