白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

1957年の今日は、いわゆるジラード事件があった日。
当時は冷戦の激しい時期でアメリカ軍が演習をどんどんやっていました。
日本もまだ貧しい人が多くて、豊かではなかったのです。
だから、演習の後には空薬莢を売ってお金に換える人もいたようですね。
薬莢は金属ですから、屑鉄として売れるのでしょう。
米軍兵のジラードは、その現状を見て、あることを思いつきました。
運悪く薬莢拾いに来た農婦に「こっちは安全よ」と声をかけて
近づかせると、そのまま射殺しました。
もちろんこれは殺人罪です。しかしながら、日米地位協定があるため
ジラードは日本で裁かれることなく、本国に帰還しました。
米国が他国にどれだけ迷惑をかけたか、一端を垣間見ることができる事件です。