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今日は、快晴。俺の心は曇天だ。
さて、それで修理をお願いしておいた二重廻しを取りに行った。
なかなか良い感じに仕上がっていて満足である。
それで、その後は本を買いに行った。枕元に置いておく本がなくて困っていた
ところだ。で、本日の買い物
児島 襄『東京裁判(上)(下)』中公新書
マルクス エンゲルス『共産党宣言』岩波文庫
長谷川公昭『世界ファシスト列伝』中公新書ラクレ
『宣言』の方は左翼学生の間でバイブルとなっているそうだ。
だが、内容はブルジョワとプロレタリアが歴史の中でどれほど階級闘争を
繰り広げていたかをまとめ、ブルジョワはプロレタリアがあってこそ存在し得る
のであるが、近代ブルジョワ階層がフランス革命において第三身分であったことを
考えれば、常に革命を繰り広げれば社会的にバランスが保つことが可能だ、という
実にナンセンスな文章だ。そのような忙しいことが常にできるわけがない。
最もそれを表しているのが文化大革命であるし、ポルポトの政策である。
というわけで一カ国による革命的理論はナンセンスである。しかしながら
トロツキーの如き「世界革命理論」になると壮大すぎて容易に想像できないなぁ。